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木製看板の経年変化~7年目のCat’s Meow Booksさまの看板~

7年目の木製看板
7年目の木製看板

2024年9月、東京へ行く機会があり、以前から伺いたかった世田谷区三軒茶屋の『Cat’s Meow Booksキャッツミャウブックス』さんを訪ねました。

2017年に木製看板を納品してから、約7年が経過しています。木製看板の経年変化がどうなっているか、確認するのが今回の大きな目的のひとつでもありました。

まず目についたのは、店頭に掲げられている吊り下げ式の木製看板です。この看板は上に庇(ひさし)があるおかげで、非常に良好な状態を保っていました。木製看板は、直射日光や雨風を避けることで、経年変化の影響を最小限に抑えられます。このように適切な環境で使用されると、7年経過してもほとんどダメージがないことが実証されています。

一方で、店名が書かれている大きな木製看板は、庇がない場所に設置されているため、少し褪色が見られました。とはいえ、7年経った割には状態は非常に良好です。木製看板の経年変化は使用環境に大きく左右されますが、定期的なメンテナンスを行うことで、さらに長持ちさせることができます。店主の安村さんからも「メンテナンスが必要ですか?それとも新しい看板を作成した方が良いでしょうか?」とご相談いただきましたが、「この状態なら、今すぐメンテナンスの必要はなく、もう少し様子を見てからで問題ありませんよ」とお伝えしました。

私たちの経験から言えば、木製看板は紫外線や雨風に晒される部分から劣化が進行しやすいです。そのため、看板の上部を重点的に確認することが重要です。今回は店頭での確認となりましたが、全体的には問題のない状態でした。万が一、気になる箇所があれば、いつでもご連絡くださいとお話しさせていただきました。

以下の写真は、2017年12月に納品した際の木製看板です。経年変化による色合いの変化など、比較してみていただければと思います。木製看板は年月とともに風合いが変わり、それがまた独特の魅力を引き出します。

納品時の木製看板



『Cat’s Meow Books』は、世田谷区三軒茶屋にある本屋さんです。捨て猫や保護が必要な猫たちと減少する書店を助け合うことをコンセプトに、猫好きさんに愛される素敵な本屋さんです。住宅街の一角にあり、少し迷うかもしれませんが、世界中の猫好きさんに親しまれています。たくさんの方に知って頂きたい素敵な店舗さんです。

店主安村さんと看板ねこちゃん

実は、看板のご依頼はいただいていましたが、今回が初めてのご対面でした。とはいえ、今までのCat’s Meow Booksさんの活動の軌跡を時々拝見していたので、勝手に知り合いのように感じていました。安村さんやお店のご活躍がとても嬉しく、いろいろな方にそのことをお話ししていました。

そんな中、倉敷にある『つづきの絵本屋』の都築さんにもその話をしたところ、「お友達よ~♬」なんてお返事が!びっくりすると同時に、とても嬉しいつながりの発見でした。

その話を今回安村さんにしたところ、「都築さんは開業するきっかけを作ってくださった方です」とおっしゃいました。お互いに弊社のお客様だったこともあり、「そう言われてみれば…!」とお二人とも驚かれていました。

こんな素敵な偶然とつながりに出会えたことで、私は心もおなかも幸せいっぱいになりました(笑)。

最後に一緒にお写真を撮っていただき、安村さんの著書『夢の猫本屋ができるまで』にサインまで書いていただきました。初めてのご挨拶として大満足の一日でした。

木製看板は経年変化による美しさも楽しみの一つです。これからもその風合いの変化を見守っていきたいと思います。
またお伺いするのが楽しみです!

7年目の木製看板

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