ウッドサインショップでは、主に杉材を使って看板制作をさせて頂いておりますが、もう少しいろんな樹種を使うと、制作の幅も広がるのではないかと思い、ここ数年色々と試しているところです。
それと、ビンテージタイプなどで使う事があるスプレーでの文字入れ。
これも、今まで使っては来ましたが、いまいち信用がないところもありましての実験です。
スプレーで文字を入れると、彫らずに済むので安く仕上げる事が出来て、ご予算の厳しい案件にもご提案できるかなと思います。
それでは順番に説明していきますね。
上記写真、上から4列目の左端は9月2日に設置をした無塗装のサンプルです。
その右となりから以降が今回追加設置したものになります。
上記写真、左のアイボリーに金色のサンプルは、全体をコンゾラン、文字部分を金色のスプレーで文字入れしています。
真ん中はペンキのスーパーコートに黒のスプレーです。
右側は屋内用ターナーミルクペイントに白のスプレーです。
上記写真、左側はガードラックのマーロンに白のスプレー。右側は同じガードラックに短期用カッティングシートを貼ってみました。一番再最初に剥げてくるかと思いますが、どのくらい耐久性があるのか実験です。
上記写真、ここからは樹種を変えて、広葉樹を屋外で使ったらどうなるのか実験です。
左から、メープルにウォルナットを挟んだもの、真ん中がオークにウォルナットを挟んだもの、右がウォルナットにメープルを挟んだものになります。
同じものが3つずつありますが、左の3つが無塗装、中の3つが艶消しラッカースプレー、右の3つがウッドスキンコートです。
一番下の列になりますが、額縁で囲んだ無塗装のオーク材が雨風でどのようになるのか実験です。
額縁で囲んだ無塗装のウォルナット。カンザシ部分あたりもどうなるのか実験します。
文字の周りをサンドブラストしたオーク材。無塗装です。
左側はガードラックの上にスプレー文字を入れて、ウッドスキンコートでコーティングしています。
アウトラインがガタガタしていますが、マスキングを剥がすのがちょっと早かったようで、これも勉強です。
右側はメープルで制作した額縁付きのもので、これもウッドスキンコートを塗ってみました。
この塗料が使えると広葉樹も屋外にも設置できるんですけどね。
真鍮で作った金具で吊り下げています。この辺りの関係もどうなのか経過が楽しみです。
すべて、9月半ばころに設置をしました。