100年以上の歴史を紡ぐ牧場に、新しい木製看板を
北海道・新ひだか町にある「本桐村田牧場」様。
1919年創業、本桐牧場の伝統を受け継ぎながら、サラブレッドと共に歩み続ける歴史ある牧場です。
このたび、木製看板ウッドサインショップに、
その想いを木の温もりとともに形にする看板製作のご相談をいただきました。
看板製作のこだわりとデザイン
今回のご依頼では、「後世へ繋ぐ、重厚な看板を」という言葉を胸に、
木製ならではの質感と耐久性を両立させた仕上がりを目指しました。

看板の仕様
- 木材:土台:国産杉 文字&ロゴ:高耐久天然木材ACCOYA®
- 加工:浮き彫り文字+立体ロゴ+サンドブラスト
- サイズ:w1800h1000d40
- 塗装:防腐・防カビ処理
- 構造:両端に屋根付き支柱、看板にも屋根を設け、景観と耐久性を両立
木のぬくもりを生かした深みのあるブラウンに、
ロゴのグリーンが映える重厚なデザインとなっています。
看板設置の日|青空の下で
熊本からフェリーを乗り継ぎ、約2,000kmの旅を経て北海道へ。
いよいよ看板設置の日を迎えました。
スタッフの皆さまに温かく迎えていただき、
作業も無事に完了。青空の下に新しい木製看板が掲げられました。

歴史あるこの地で、木の看板が新しい時間を歩んでいくことを嬉しく思います。
この度は本当にありがとうございました。
偶然のご縁もありました
思わぬ場所でつながった宮崎県高鍋町のご縁
看板設置の当日、思いがけないご縁がありました。
実は、製作のご相談をさせていただいていた専務の方のご実家が、
数年前から交流のある宮崎県高鍋町でご活躍をされている5代目相馬印ばん店さんのご近所だったのです。
遠く離れた北海道の地で、
思わぬ「高鍋つながり」に出会えたことも嬉しい出来事でした。

荒尾と競馬でつながる“ご縁の奇跡”
もう一つの“ご縁の奇跡”は、まさに偶然と必然が重なったような出来事でした。
私たちの住む熊本県荒尾市には、かつて九州で3つしかなかった競馬場のひとつ「荒尾競馬場」がありました(今は閉鎖されています)。
お話を伺うと、村田社長の奥さまは女性騎手として活躍されていた方で、なんと現役時代に何度か荒尾にいらしたことがあるとのこと。
荒尾梨の話でも盛り上がり、懐かしさと親近感があふれる素敵なひとときとなりました。
女性騎手としてのご経験、とてもかっこよくて憧れてしまいます✨

【追記】夜間を照らす牧場のシンボル
「後世へ繋ぐ、重厚な看板」として納品させていただいた本桐村田牧場様より、この度、看板に照明が設置されたという大変嬉しいご報告をいただきました。
昼間は国産杉の力強い木目が際立つ看板が、夜間は下からのスポットライトによって幻想的に浮かび上がり、その重厚な存在感をさらに高めています。
この照明によって、看板の夜間における視認性が格段に向上しました。遠くからでも牧場の確かな顔として、訪れる方を温かく迎え入れています。
昼夜を問わず牧場の歴史を見守るシンボルとして、末永くお使いいただけることを心より願っております。本桐村田牧場様、素敵な写真をありがとうございました。

おわりに|木製看板が刻む新たな歴史
牧場の象徴となる場所に掲げられた木製看板。
この看板が、これからも風と光を受けながら
本桐村田牧場様の歴史とともに時を刻んでいくことを願っています。
関連リンク
📍北海道新ひだか町 本桐村田牧場様HP
▶ 木製看板制作の過程を見る(制作編)

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- 牧場看板のご相談はこちら
- ▶ フェリーでの移動や旅の記録(観光編)‐近日作成予定‐
