
2023年2月〜3月頃の制作記録ですが、あらためてご紹介させてください。
池上産業株式会社様より、東京ビッグサイトで開催された「建築建材展」への出展作品の制作をご依頼いただきました。
池上産業様は、高耐久に改質された木材accoya®︎(アコヤ)の日本総取扱いをされている会社です。
accoya®︎の木材を使い、弊社独自の技術を施して制作した展示作品をご紹介します。
「作りたいものを作ってください」
ご依頼の際には、池上産業の社長様から直接お電話をいただき、「ウッドサインショップさんの作りたいものを作成してください」とのお言葉をいただきました。
私たちを信頼してお任せいただいたことがありがたく、そのお気持ちに応えたいと思いながら、制作に取りかかりました。
木目の見せ方を変えた切り文字

切り文字は、文字ごとに木材の見せ方を変えています。
「WOODSIGNSHOP」は柾目の木目が流れるように、「CRANK」は小口が見えるように貼り合わせました。同じ木材でも、木目の向きで表情は大きく変わります。
サンドブラストで木肌にうっすらと凹凸をつけ、細い直線上の「NAMEPLATE」の文字にもブラストを施して、文字のラインをくっきりさせました。全体にエイジング加工をして、深みのある色合いに仕上げています。
浮き彫りのaccoya®︎ロゴと真鍮のディテール

「ACCOYA®︎」の文字は浮き彫りにし、四隅には真鍮のマイナスネジを取り付けました。
持ち手となる台座の四隅にも、真鍮の金具を制作して取り付けています。
台座に刻んだ波と、2つの言葉

台座には、葛飾北斎の「富岳三十六景」からインスピレーションをいただいた波を刻印しました。作品の主役は素材と文字ですので、波は主張しすぎないよう控えめに彫っています。
その波の中に、2つの言葉を入れました。
It’s all about the journey, not the outcome.
「すべては過程なのです。結果ではありません。」
If it can be imagined, it can be created.
「想像できるものならば、創造することができる。」
ものづくりに向き合う私たちが大切にしている思いを、言葉にして刻みました。
東京ビッグサイトでの展示

完成した作品は、東京ビッグサイトの池上産業様の展示ブースに飾っていただきました。弊社も会場に伺い、池上産業のT様と一緒に、展示された作品の前で記念撮影をさせていただきました。
展示のあとも、活躍しています
東京ビッグサイトでの展示が終わったあと、社長様から「この看板は御社に置いたほうが、今後も活躍できると思います」とのお言葉をいただきました。
現在は、弊社がイベント会場などに参加する際に、この看板を展示させていただいています。
見ていただいた多くの方から感動の声をいただける、私たちにとって自慢の作品です。
最後に
このような機会をくださり、完成後も作品を活躍させる場まで与えてくださった池上産業株式会社様、社長様、そして担当のT様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
